· 

3月13日(土)、とびいりワールド茶館「フィリピン系カナダ人の話 編」の活動報告です!

こんにちは! 国際交流員のミチコです!3月13日(土)のとびいりワールド茶館の活動報告です!

 

今月のとびいりワールドカフェには「フィリピン系カナダ人の話 編」でした!今回の特別ゲストは新庄在住のジョン・アイバン・ピンサンさんを招きしました。実は10年前の「とびいりワールドカフェ」の時にも彼を招きしていたので、第2弾のアイバンさんのストーリーですね!

 

アイバンさんに、フィリピンとカナダの経験について話してもらいました!フィリピン生まれと育ちで、彼は高校の時にカナダに移民しました。カナダの大学を卒業して、JETプログラムで山形にALTとして仕事し始めて、それから10年間ずっと山形県・宮城県内で住み続けました!このようにたくさんの国で滞在してきて、豊富な経験について話してもらいました!

 

アイバンさんの話によると、カナダとフィリピンもとても多性がある国々だそうです。カナダのトロント市に住んでいて、トロント市の人口の半分ぐらいは海外生まれです。フィリピンにも様々な民族もいて、紹介してくれました!

 

フィリピンの歴史や文化も触れ合うこともできました!フィリピンの古い文字「バイバイン」を紹介してくれて、皆と一緒に「こんにちは」や「ありがとう」等をタガログ語をバイバインで書いてみました。文字の書き方は日本語と同じようなルールもありましたが、全く読みも書きも初めてだったのでとても貴重な経験でした。古い文字なので、学校ではあまり勉強していないですが、アイバンさんは自習していて読めるようになったらしいです!

 

その他にも、フィリピンのゲームをしてくれました!「Bulong Pari」というゲームで、訳すと「神父さんにささやく」ということです。二つのチームに分かれて、目的は相手のチームの全員を(架空の)刑務所うに入れることです。普段は実際に神父さん(オニ)の耳にささやきますが、コロナを配慮していて、今回はホワイトボードを使いました。最初のチーム(チームA)は相手のチーム(チームB)にいる誰かの名前をホワイトボードに書いて、チームAの代表はそのホワイトボードを神父さん(アイバンさん)に見せます。見せてから、チームBは同じ行動をします:チームAにいる誰かの名前をホワイトボードに書いてチームBの代表者は神父さんに見せます。もしチームAのボードに書いてある人は、チームBの代表者だったら、その代表者は刑務所に入ってしまって、チームBの人数は一人減らしてしまう。

 

もし違っていたら、ゲームを続いて、チームAはホワイトボードに名前を書いて、神父さんに見せます。もしチームBのホワイトボードに書いた名前はチームAの代表者だったら、その代表者が刑務所に入ってしまいます!もしどちらかのチームの全員が刑務所に入ったら、残っているチームの勝ちになります。日本やアメリカでは似ているようなゲームがないですがルールを掴むまで少し時間をかかりましたが、楽しく遊ぶことができたと思います!

 

もう一つ印象に残った学びはカナダとフィリピンの英語の違いでした!クイズ形式でどちらかの国にしか使わない言葉を紹介してくれて、参加者が当ててみました。例えば、「serviette」はカナダで使う言葉でしょうか?又はフィリピンで使う言葉でしょうか?「Americana」は?

 

アメリカ出身の自分でも、隣の国のカナダで使う言葉なのかどうかが分からなかった場合もありました。とても勉強になりました。ちなみに、上のクイズの答えでは「serviette」はカナダで使う言葉で意味は「ティシュー」で、「Americana」はフィリピンで使う言葉で「スーツとネクタイ」ということです。アメリカではその二つの言葉は全く使わなくて、アメリカで「serviette」と言ったら、通じないと思います。

 

この2時間で二つの国の文化を学びこともできて、アイバンさんの山形での生活などについても知ることができました!とても貴重なお話しを皆さまとお聞きすることができて嬉しいです!これからのとびいりワールドカフェに何の話が出るかしら?

 

お楽しみですね~!また次回まで!!

(公財)山形県国際交流協会
990-8580
山形市城南町1-1-1 

霞城セントラル2F
TEL
 023-647-2560 

FAX 023-646-8860