以下のとおり意見交換会を実施しました。この意見交換会の様子については、今年度中に協会機関紙「AIRY」に掲載する予定です。
週末のお忙しいところご参加くださった皆さん、本当にありがとうございました!
1 実施日時
2020年8月1日(土)14:00-15:30
2 主催
多文化共生ネットワーク会議事務局(山形県国際交流協会)
3 議題
「新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い困難を感じたこと」、「日本語の習得」及び「地域での生活」のそれぞれについて、外国人が感じる課題、必要な情報と入手方法、必要な支援等について意見を交換する
4 参加者
(1) 県内在住外国人 10名
(2) 県国際人材活躍支援課、出羽庄内国際交流財団、米沢市国際交流協会、山形県国際交流協会
5 出された意見(一部)
(1) 新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い困難を感じたこと
・パスポートを更新したいが東京へ行くことが難しくて困った。
・国の家族のために帰国したくても、フライトがないのであきらめざるを得なかった。
・就業時間が少なくなったことにより給料が減ったが、補償などについての情報が得られず困った。
(2) 日本語の習得
・文法などを系統立てて勉強したいが、どこで学んだらいいのか分からない。
・山形に来た時まだ日本語がうまく話せなかったが、市役所の手続きなどを手伝ってくれる人がおらず、大変苦労した。
・山形に長く住んで日本語も上達したが、自分が間違った日本語を話しても直してもらえないのでどうしたらいいかと考えている。また、方言を学ぶ必要性も感じている。
(3) 地域での生活
・外国人であるからか、地域にうまく受け入れられていないように感じている。(町内会、PTAなど)
・外国人同士のつながりで必要な情報を得て対応している。