国際理解実践フォーラム2013~山形から世界を見てみよう!~開催しました

 1130日(土)「体験!実践!国際理解実践フォーラム2013~山形から世界を見てみよう!~」を開催しました。2004年より始まった本フォーラムは、今回で10回目の開催となり、県内外から100名を超える方にご参加いただきました。

 10回目を記念して、教員を対象にした「教室に国際理解教育を!」や、多文化共生をテーマとしたAIRYとMIA(宮城県国際化協会)共同の分科会は、じっくり学んでいただけるように午前・午後通しの分科会にしました。フォーラムは10回目ですが、実はAIRYが1つの分科会を担当したのは今回が初めて。「エンパワメントカレッジ」を修了した中国出身の色摩彩佳さんと韓国出身の設楽ヒョンジュさん、そして、フィリピン出身の湯村ジェニファーさんをパネリストにお迎えし、「外国出身者が語る山形での暮らし」をテーマにお話を伺いました。つらかった体験などもシェアしていただき、「山形に暮らす外国出身者の等身大のお話を直接聞けて良かった」という感想が多く聞かれました。午前のパネルディスカッションを受け、午後はグループワーク。各グループに1~2名ずつ外国出身者が入り、日本人との混合グループで「外国出身者にとって山形は住みやすいか」などさまざまなテーマについて活発な意見交換がなされました。

 その他「世界がもし100人の村だったら」や「コーヒーの真実」「バーンガ」「国際交流員と話そ!遊ぼ!」の合計6つの分科会の中から、関心のある分科会にご参加いただきました。最後の「全体会」では、参加者全員が自由に感想を述べ合い大変な盛り上がりで、1日を通してたっぷりと国際理解に浸かり多くのことを吸収してくださったようでした。

 また、当日はフィリピン台風30号被害支援のための募金箱も設置し、22,880円集まりました。みなさまの温かいお気持ちが被害に遭われた方に届くよう、実行委員会で責任を持って寄付させていただきます。ご協力ありがとうございました。

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