11月9日(土)に「宮城・山形 定住外国人エンパワメント・カレッジ(略してEnkare)」の第6回目の講座が行われました。
宮城と山形に住んでいる外国人の方がともに学び、交流を深めるために行っているプログラム「Enkare」は、今年度全6回の講座を予定しており、今回が最後の講座となりました。
会場は、山形市の霞城セントラル内の国際交流センター研修室でした。
今回のテーマは、「自然災害から身を守るための備えと助け合い」です。
講師は、SONAE仙台防災学習研究所の古橋信彦氏です。
古橋氏は、メキシコや阪神、そしておととしの東日本大震災を教訓とし、今後どのように災害に備えていくべきかを、お話くださいました。グループごと、質問にしたがって自分の意見を「Yes」「No」カードで示し、話し合う活動もあり、楽しみながら学ぶことができました。宮城の参加者の中には、震災で厳しい状況を目の当たりにされた方もいらっしゃいます。それでもこうしてEnkareに参加し、楽しく学んで交流されている姿を見ると、とても勇気が出ます。
講座終了後は、修了式がありました。修了証書は参加者一人ひとり、授与されました。全6回の講座に出席した方には皆勤賞が贈られました。なんと14名もいました。忙しい中本当にお疲れさまでした。宮城側のスーパーバイザーJ.F.モリスさん、山形側のスーパーバイザーチェ・ジョンパルさんのお二人には感謝状が贈られました。参加者のみなさんをひっぱってくださってどうもありがとうございました。
最後に記念撮影をしました。これで終わりではありません。このEnkareをスタート地点とし、みなさんがそれぞれできることをしていきましょう。そんな気持ちになった笑顔の写真となりました。
(kon)
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