7月13日(土)に「宮城・山形 定住外国人エンパワメントカレッジ(略してEnkare)」の開講式と第1回目の講座が行われました。
「Enkare」とは、宮城・山形に住んでいる外国人の方々がいっしょに学び、交流を深めようというプログラムです。今年度は全6回の講座を予定しています。
第1回目の会場はエル・ソーラ仙台ということで、山形からの参加者はみなさんバスに乗って仙台に行きました。
山形からの参加者はこの日20名で、宮城の参加者と合わせて合計50名の方々が会場に集まりました。
まずはアイスブレイクで、みなさんリラックスしてうちとけました。
そして、講座が始まりました。
今回のテーマは、「在留カードと住民票。いったいどのように変わったの?」です。
2012年7月9日から在留管理制度が始まり、それまでの外国人登録制度が廃止されました。
日本に長期滞在している方は、これまで、外国人登録をし、「外国人登録証明書」というカードを持っていました。それが「在留カード」に変わりました。そして、外国人の方々も日本人と同じ住民基本台帳に登録されることになりました。
講座では、申請取次行政書士の櫻井克俊氏と宮城県国際化協会の佐藤淳子氏が、今回の制度変更での手続きの上で気を付けなければならない点やエピソードなどを話してくださいました。
今回参加されたみなさんの中で、外国人登録証明書から在留カードに変えている方は2名だけでした。その他のみなさんはこれから変えなければならないということで、熱心に講座を受けていました。質問・要望もたくさん出ました。一人の方が質問をすると、「私も!」「私も!」と次々に質問が出て、終了時間をオーバーするほどでした。みなさん日ごろから持っていた疑問や要望を口にするいい機会だったのではないかと思います。
次回は8月3日(土)に山形県国際交流センター研修室で講座が行われます。
(konno)
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